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ウチナーンチュは知っている

ウチナーンチュは知っているのだ。豚肉は脂身だから安いとか、脂が少ないから高いという単純な評価概念ではなく、自分達の調理法に照らし合わせて「おいしい肉がなんなのか」を。沖縄では豚肉を調理するとき、まず茄でるので、赤身は固くなるが、三枚肉はトロトロと柔らかく煮込まれおいしくなるのである。ウチナーンチュがどれほど豚肉に精通しているかは、その部位の沖縄方言の多さをみればわかる。羅列してみるとボージン(ロース、肩ロース)、ハラガー(三枚肉、バラ肉)、ウチナガニー(ヒレ肉)、グーヤーヌジー(腕肉)、クビジリ(肩肉)、チビジリ(モモ肉)、ヒサガー(上脚部)、チマグー(豚足)、ミミガー(耳)、チラガー(顔肉)、クチャマー(首、あご肉)、ソーキ(あばら骨)、ジュー(尻尾の骨)などである。内臓系ではチム(肝臓)、マーミ(腎臓)、フク(肺)、フクマーミ(心臓)、タキーマーミ(洋臓)、ウフゲー(胃)、ウフワタ(大腸)、イーワタ(小腸)など。近年では、普通のロースを「Aロース」、肩ロースを「Bロース」と呼ぶようになったなど、呼び方も変わりつつあるが、それでも内地の一般的な呼び方よりも細かく分かれていて、それぞれにおいしく食べる料理法がある。一般に豚肉料理といえば油っこいものと思われている、が、実はそうではない。

北は粉にしたスパイスをそのまま使う

ガリー料理でも、北は粉にしたスパイスをそのまま使うのでノドの通りがいい。逆に南部はスパイスの粒を各家庭でひいて粉にするので、食べるとツブがひっかかるような感じがする。また外で食べる場合、北部はガリーが主食なのでガリー店が多い。南部はガリーだけ独立して店では出さない。このように同じインドのガリーでも北と南とではずいぶん違うことが分かるだろう。ちなみに日本のインド零壮里店のガリーは、99%が北のガリーで、南のガリーを出す店はまだごく少数だ。インドのガリーといえばよく手で食べているシーンを目にするが、あれを一度試してみたいと思っていた人も多いだろう。そこで手で食べるインドガリーの正しい食べ方を覚えておこう。インドの食事はターリと呼ぶ大きな金属製の丸い盆に載せて運ばれてくる。そしてカトーリという小さなボウル形の器に各料理が盛り付けられ、デザート類を含めてー度に出すのが特徴だ。ナンやチャパティの場合はガリーにつけたり上に載せて食べればいいが、ご飯の場合は右手を使い、親指をはじめ5本の指を駆使して口に入れる。最初は不安だが慣れてくると実に大胆で楽しい。レストランの場合、混ぜるご飯がなくなるとボーイが黙ってつぎ足してくれる。その際、複数のガリーを混ぜないこと。混ぜるとせっかくの味が分からなくなってしまうからだ。

ダイビングスタッフはおしなべてナンパ君

ダイビングスタッフはおしなべてナンパ君だと思ってよろしい。特に、ビーチリゾートのローカルスタッフは、日本人女性がだ〜い好き。これを利用しない手はない。数年前、とあるマイナーなリゾート地で私はローカルのダイビングスタッフと仲よしになった。おかげで私は、タダで何度もダイビングボートに乗り、ボートでしか行けないポイントでシュノーケリングを堪能させてもらった。また、他の客が使い終えた機材を使って、タダでダイビングもさせてもらった。使用済みタンクには、まだまだ結構な量の空気が残っていたのである。またある晩は、シュノーケリングで魚突きにも出かけ、イカやアジをとってもらい新鮮なバーベキューをタダで楽しませてもらった。彼はオーナーではないから、ボートやタンクを使うには制限があったが、万一オーナーをうまく捕まえてしまえば、もっともっとゴージャスに楽しめる可能性大!地元の海の遊び方を知り尽くしているナンパ君達。彼らと仲よしになって損することなどなにもない。